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外来診療(精神科/心療内科)
外来診療(精神科/心療内科)について

こころのつらさは、目に見えにくく、ひとりで抱え込みやすいものです。当院の精神科・心療内科では、専門スタッフがあなたの気持ちに丁寧に寄り添いながら、一緒に解決への道を探していきます。「ちょっと相談してみたい」そんな気持ちでも大丈夫です。
まずはお話を聞かせてください。ご家族のご相談も受け付けております。
診療内容

うつ病
うつ病は、脳の機能に障害が生じることで、物事の判断が難しくなり、否定的な思考が強くなる精神疾患です。発症の主なきっかけは精神的・身体的なストレスとされていますが、その原因は人によって異なります。多くの患者さんはストレスをうまく解消できず、自分をさらに追い詰めてしまう悪循環に陥りやすい傾向があります。
こんな症状はありませんか?
- ずっと気分が落ち込んでいる
- 何事にもやる気が出ない
- 疲れていても眠れない
- 好きだったものに興味を失う
- 食欲がない
- 自分には価値がないと感じる

睡眠障害
睡眠障害は、眠りに関するさまざまな不調の総称です。「眠れない」「途中で目が覚める」「日中に眠くなる」など、不眠症を含むいくつかのタイプがあります。眠りの問題が続く場合は、お早めにご相談ください。
こんな症状はありませんか?
- 夜なかなか眠れない
- 眠りが浅く眠った感じがしない
- 昼間に強い眠気がある
- 長時間眠ることができない
- 夜中に目が覚めてから再び眠れない
- 途中で何度も目が覚めてしまう
不眠症
眠りにつけない、眠りが浅くて熟睡できない、夜中に何度も目が覚める――このような不調は「不眠症」と呼ばれ、睡眠障害のひとつにあたります。不眠の症状は患者さんによってさまざまで、原因もストレス、生活習慣、環境要因など多岐にわたります。複数の要因が絡み合って、睡眠に影響を及ぼしているケースも少なくありません。当院では、まずカウンセリングを通してお悩みを丁寧に伺い、症状の背景にある原因を一つずつ整理・特定していきます。その上で、改善すべきポイントを見つけ出し、不眠の原因を段階的に解消していくことで、症状の改善を目指します。

パニック障害
人は誰しも、多少なりとも「不安」を感じながら日々を過ごしています。しかし、その不安が過剰になり、日常生活に支障をきたすようになると、「不安障害」と呼ばれる状態になります。不安障害の中でも特に多く見られるのが「パニック障害」です。
突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、息苦しさ、吐き気、手足の震えなどの症状が現れる場合は、パニック障害の可能性があります。
こんな症状はありませんか?
- 常にだるい
- 急に冷や汗が止まらなくなる
- 急に不安感に襲われる
- 手足が震える
- 特定の状況下で緊張する
- 息苦しさや吐き気を感じる

自律神経の乱れによる症候群(自律神経失調症)
自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」という2つの神経から構成されており、これらがバランスよく働くことで、私たちは意識せずとも呼吸や体温調節、血管や内臓の働きなどを自動的にコントロールしています。しかし、ストレスや不規則な生活習慣などの影響によってこのバランスが崩れると、めまい・耳鳴り・頭痛など、からだやこころにさまざまな不調が現れることがあります。このように、自律神経の働きが乱れることによって引き起こされる多様な症状の総称が「自律神経失調症」と呼ばれる症候群です。
こんな症状はありませんか?
- めまい・立ちくらみがよくある
- 動悸や息苦しさを感じることがある
- 頭痛や肩こりが続いている
- 胃の不快感や下痢・便秘を繰り返す
- 寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める
- 倦怠感が抜けず、朝からだるい

適応障害
新たなストレス要因によって環境にうまく適応できず、そのことが引き金となって心身にさまざまな不調が現れ、やがて日常生活に支障をきたすような状態を「適応障害」といいます。
適応障害は、ストレスに対する自然な感情反応(ストレス反応)が過度に続いた結果として起こるものであり、健康な人が感じるストレス反応と大きく異なるわけではありません。違いは、その反応の「重症度」にあります。発症は、生活環境の変化や強いストレスを受けた出来事が起きてから、通常1カ月以内に見られるのが特徴です。
こんな症状はありませんか?
- 一つの事を考えこむ
- 感情のコントロールがうまくできない
- 過度な飲酒、暴食を繰り返す
- 無断欠勤や遅刻をよくする
- 衝動的に物を壊す
- 休日は憂鬱な気分が楽になる

大人の発達障害
大人の発達障害とは、子どもの頃からみられていた発達特性が、大人になってから仕事や対人関係などで困りごととして表面化する状態を指します。発達障害は、脳の機能のかたよりが背景にあると考えられています。そのため、精神療法を行いながら具体的な対処法を提案したり、注意を散らすものを職場に置かないなど環境を調整したりすることで、社会生活を送りやすくすることが可能です。こうした工夫だけで十分な改善が得られない場合には、脳内の神経伝達物質の働きを調整する薬剤を用いた薬物療法を行い、症状の緩和を図ります。
大人の発達障害には、主に以下の3つのタイプがあります。
こんな症状はありませんか?
- 相手の気持ちを考えるのが苦手
- 周囲から浮いている
- おっちょこちょいでそそっかしい
- 相手の言っていることが理解できない
- 些細なことで腹が立ったり、被虐的になりやすい
- 初めて行う作業は他人より時間がかかる
ADHD/注意欠如・多動症
同じミスを繰り返して注意を受ける、落ち着きがなくそわそわしてしまう、頭の中が常に忙しく整理がつかない、先の見通しを立てるのが苦手――。こうした様子は性格の問題と思われがちですが、ADHD/注意欠如・多動症の特性による場合もあります。単なる性格と決めつけず、気になる症状があるときは医師に相談し、適切な評価を受けることが大切です。
ASD(自閉症図ペクトラム)
その場の空気を読み取ったり、相手の気持ちをくみ取ったりすることが苦手な「社会性」の特性がみられます。また、相手の言葉をそのまま受け取りやすく、意図を正確に理解することや、自分の考えを分かりやすく伝えることが難しいといった「コミュニケーション面」の困りごともあります。さらに、環境の変化に適応しづらく、自分なりのやり方やルールに強くこだわる傾向も特徴の一つです。
LD(学習障害)
子どもの頃には、「聞く・話す・読む・書く・計算する」といった学習の場面で、特定の分野だけ著しく習得が難しいといった特徴がみられます。大人になってからも、作業の覚えが遅い、特定の業務だけどうしても上達しにくい、周囲とのコミュニケーションがうまくいかない、強い苦手意識があるなどの困りごととしてあらわれることがあります。
もの忘れ・認知症についてもお気軽にご相談ください!

最近では、加齢によるもの忘れや認知症に関するご相談が増えています。「ちょっとしたもの忘れが気になる」「家族の様子が以前と違う気がする」といったご不安があれば、早めに専門機関にご相談いただくことが大切です。
当院には日本精神医学会所属の認知症診療医が在籍しており、もの忘れの原因を丁寧に見極めながら、必要に応じて検査や治療、生活面でのアドバイスを行っております。ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も受け付けておりますので、どうぞお気軽にご相談ください
治療方針

近年、仕事や人間関係のプレッシャーから気分障害(うつ)を発症する方が増加傾向にあります。
当院では、患者さんお一人おひとりの話にじっくり耳を傾け、症状の背景にある要因を丁寧に探ります。薬物療法だけでなく、生活習慣の見直しや休養の取り方についてもご提案いたします。こころの回復には、からだの疲労を解消することも欠かせません。睡眠や食事、日常のリズムを整えるサポートにも力を入れております。
診療時間
12:00
17:30
▲…月曜日は14:00~17:00まで
■…第1・第3木曜日は15:00~17:30まで
受診費用のご案内
費用はすべて税込表示です。
| 初診の費用 | 2,000円程度(保険適用3割負担の場合) |
|---|---|
| 再診の費用 | 1,500円程度(保険適用3割負担の場合) |
| 別途費用 | 検査費用、各種診断書発行費用、薬の費用など |
自立支援医療制度適応の場合
自立支援医療制度(精神通院医療)は、精神科の通院治療やお薬、訪問看護などにかかる医療費の自己負担を軽減する公的制度です。
自立支援医療制度適応の場合は、1割負担で受診いただけます。


